世界一有名な投資家・ウォーレン・バフェット氏が航空関連株を売却したとニュースになっていました。
本当に彼には未来が見えているのでは?と思えるような大胆な行動だと感じました。
そんなウォーレン・バフェット氏は今回のコロナウイルスの拡散によって「世界は変わる」「ロックダウンが人々の行動に与える影響はわからない」「3~4年後に人々が飛行機を使っていたような世界に戻れるかわからない」という悲観的な話をしているようです。
しかし、それでも米国株の未来は明るいと話しています。
この状況下でも株式投資の未来を悲観的には考えていないようです。
今から株式投資をはじめるのは悪くない選択肢
最近になって友人から株式投資をはじめようと考えているだけどどう思う?って相談を受けました。
私は手数料の低いインデックス投資をはじめるには悪くないタイミングだと答えました。
そこでなぜ今から株式投資をはじめようとしているのか?について理由を聞いてみると、「コロナウイルスの影響で下がっていた株価戻り始めているから良いタイミングだと思った」ということのようです。
確かに証券会社では口座を開設する申込が多くなっているようなので、そのように考えている人は多そうですよね。
そういう私も今回のコロナショックで下がった株価のタイミングで多くのインデックスETFを購入をした1人です。
ただ、このタイミングで株式投資をはじめる投資の初心者には考えて欲しいことがあります。
それは出口戦略です。
株式投資をはじめる前に売却する時の条件も一緒に考えよう
株式投資をはじめる時に重要になるのが出口戦略です。つまり、購入した株式を売却する条件をどうするか?を考えておくことが重要になります。
その出口戦略について十分に検討しないまま株式投資をはじめると今後起こる可能性の高い2番底が発生すると狼狽して売却してしまうことに繋がります。
重要なことは自分のストーリーに従って行動するということです。
例えば、私は2つの条件のどちらかで売却すると決めています。
- 自分が購入したいと思えるような企業が出てきたらインデックス投資の1部を売却して個別株を購入する
- お金が必要となったとき
①の個別株への資金として使うというのは可能性としては低いですが、リスクを取ってでも購入したいという企業が現れればインデックス投資の1部を売却するつもりです。ただ今のところはそんな企業はありません。
②のお金が必要となった時というのは退職した後とかリストラされて仕事もなくお金がない時なので、これも早々には起きない話です。
つまり私が今保有しているインデックス投資は長期で保有する予定です。なので2番底や3番底が来たとしても絶対に売却するようなことはしません。
もちろん購入したときの株価の10%減になったら損切りするという投資の入門書に書かれているようなマイルールに従って売却するもアリだと思いますが。。。個人的には短期トレードのようなルール設定で損切りすることはインデックス投資ではお勧めしません。
インデックス投資の基本はしばらく使う予定のない資金を使って長期投資することをお勧めします。ちなみに長期投資とは、あなたが定年する日までというレベルの長期期間です。
もし今回のコロナショックで投資をはじめる人は、インデックス投資について勉強して長期投資をはじめることを祈っています。
私がおすすめするインデックス投資に関する本は以下の本になります。