新型コロナウイルスにより社会生活が大きく変化しようとしています。(保守的な日本社会がどこまで積極的に変化するのか?は疑問もありますが。。。)
日本のサラリーマンに大きな影響を及ぼす経団連のガイドラインにも、通勤時の新型コロナウイルス感染リスク軽減の取り組みとして以下の3つが入っているようです。
- テレワーク
- 時差出勤
- 週休3日制度
これを受けて日本の大企業がどこまで会社の制度を変革するか?は今後見守っていきたいと思います。
東芝が導入した週休3日制度
大企業の中でいち早く声を上げたのが東芝でした。
東芝が導入した週休3日制度は、1週間の労働時間は変えることなく1日10時間労働で週4日勤務という制度でした。
以前、日本で導入されている週休3日制度は3種類あることを記事にしました。
- タイプ1:1週間の労働時間、給与共に同じ(1日10時間労働)
- タイプ2:1週間の労働時間は2割減、給与は同じ
- タイプ3:1週間の労働時間、給与共に2割減
この3種類の中で東芝が採用したのはタイプ1でした。
東芝のような大企業であれば、思い切ってタイプ2の制度を導入して欲しかったですね。
さらに東芝は全従業員が週休3日制度の対象ではなく、工場勤務の人達のようです。
技術職はコアタイムなしの完全フレックス制度を導入するようです。これは羨ましいですね。例えば昼の12時に出社して8時間後の20時に帰宅ってのもありとなりますよね。
週休3日制度が普及するきっかけとなるか?
働き方改革を本気で取り組む姿勢のある企業とない企業の差は今後さらに開くことが予測されます。
柔軟な働き方を導入できた企業に優秀な人材が集まり、そうでない古い労働環境の企業から人材が抜けていけば、働き方改革を推し進めた企業が生き残ることになるでしょう。
この変化が1年や2年では感じることはないかもしれませんが、5年もすれば社会変化は大きく出ている可能性は高いと思います。
なので自分の会社がどっちの企業体質なのか?は常に目を光らせている方が良いでしょう。もし自分の会社が変わらない会社だったら。。。転職することも視野に入れた方が無難かもしれませんよ。
私の会社は既にテレワークを積極的に推進しているので、変化できる企業のようで安心しています。