2月と言えば確定申告がはじまる時期です。
私がこれまで使っていた確定申告ソフトは『やよいの青色申告』でした。
しかしソフトウェアが古くなり過ぎてWindows10で使えないので確定申告ソフトの買い替えをすることにしました。去年まで確定申告ソフトのためだけに古いパソコンを保有していたんですよね。
そこで確定申告ソフトとしてクラウドソフトから検討をはじめました。
クラウド版の確定申告ソフト
有名なクラウド版の確定申告ソフトと言えば以下の3つだと思います。
クラウド版の魅力と言えばパソコンを買い替えても問題なく使い続けられますし、別のPCやタブレットやスマホからでも使えることでしょう。
さらに確定申告の内容が変わってもクラウド版なら勝手に向こう側でアップグレードをやってくれます。デスクトップアプリなら必要に応じてアップグレードソフトをダウンロードしてアップグレード作業が発生します。
そこで1番気になる利用料金をそれぞれ見てみましょう。
ソフト名 | 年間利用料金 | 備考 |
弥生の青色申告 オンライン | 8,000円(月額666円) | 最初の年は無料 |
マネーフォワード クラウド確定申告(個人事業主) | 15,360円(月額1,280円) | 最初の2ヶ月間は月額500円 |
クラウド会計ソフト freee | 9,800円(月額816円) |
この利用料金を調べて思ったのは高すぎる・・・ってことでした。
確定申告ソフトのデスクトップアプリ
やよいの青色申告 2020年版デスクトップアプリなら1万円ちょっとで購入可能です。(価格は2020.02.19時点なので最新の価格情報はリンク先で確認して下さい。)
やよいの青色申告 20 【最新】 e-Tax対応・消費税法改正対応| パッケージ版 | 11,070円 | |
やよいの青色申告 20 【最新】e-Tax対応 ・消費税法改正対応| ダウンロード版 | 10,165円 |
パッケージ版とはDVDが入った箱が送られてきます。
ダウンロード版はサイトからインストールデータをダウンロードします。
ちなみにパッケージ版にも説明書は入っていないです。サイトから必要な情報はダウンロードする必要があります。
これなら2年使えばクラウド版の確定申告ソフトを使うよりもお得になります。
青色申告して個人事業主をしているのであれば当然2年以上は継続するでしょう。なので私はコスパを見てクラウド版を使うことはせずにデスクトップアプリを選択しました。
個人事業主なら確定申告ソフトはデスクトップアプリで十分
クラウド版の確定申告ソフトで1番良いなと思ったのは、銀行口座などを登録することで自動で取り込んでくれる機能でした。
でも、個人事業主なら取引自体が多くないので1日数時間頑張れば1年分を入力することも可能です。その手間を省くために毎年1年間1万円を支払い続けるか?という基準で判断すると私はクラウド版はもったいない・・・という結論になりました。
また経費をどのくらい使っているのか?売り上げがどのくらいあるのか?なんて毎月チェックする必要がある個人事業主なら税理士を雇うレベルの人でしょう。なので私のような年間の利益が100万円もない個人事業主なら間違いなく2月に確定申告の資料を作成しはじめる人が多いでしょう。そうなると、なおさらクラウド版の確定申告なんて意味がないよな・・・って結論になりました。
デスクトップアプリよりもコスパが同等以下でないとクラウド版の確定申告ソフトを選択する必要はないでしょう。